おしゃれな介護服を義理の母のために買いました

おしゃれな介護服を義理の母のために買いました

 

私の妻の母は15年前に妻と結婚した時から左耳が聞こえない状態で大きな声で話をしてあげないと聞こえない状態でした。しかしその時はまだちゃんとこちらの質問にも答えてくれ会話にもなっていました。徐々に認知症が進行していったのだと思いますがそれが顕在化したのが、2013年の8月の事でした。当時は義母と義父が同居しており私と妻は10km位離れた所に暮らしておりました。そんな時一本の電話が。義父が胆石で入院したとのこと。すぐに妻と実家へ行き母の様子を見るとこの時はまだ、同じ話を繰り返している位にしか感じませんでした。まだ介護が必要というほどではありませんでした。

 

父がいない状況に母は一気に病状が進行したのか、夜だろうが深夜だろうが父の所へ行くとすごい力で外へ出ようとするのです。そして同じ言葉を繰り返す状況は益々ひどくなりました。母は足が弱ってはいるものの、歩いていける状態でしたので外に行って父の所へ行こうとします。私は感じました。これが所謂認知症の高齢者の方が失踪して市の放送で失踪のニュースが流れる状態なのだと。少し目を離した隙に玄関のカギを開け、外に出ていたりした事が2、3回続きました。このころの母はもうこちらが話しかけても答えることが出来ず一方的にお父さんの所へいきたい、お金が無くなった、泥棒が入った、など幻覚の様な症状が出て手に負えなくなってきておりました。

 

おまけに食べ物ももう通常のものは拒絶して本当に自分の好物だったほうれん草の胡麻和えや煮豆しか食べなくなっていました。そんな状態で一番困ったことがやはり家の外に出ようとする事です。これの執念は凄まじく、物凄い力で外に出ようとするのです。妻の力ではもう抑えられないので結局私は仕事を休職して母の介護をする事になりました。ネガティブな言動を繰り返し話しているので私の精神状態もパニック、そして母に対する恐怖に似た感情も芽生えてきました。そんな状況なので母を1階にいてもらい、少し2階に避難しようとすると母がすごい形相で2階に上ってくるのです。こうなると介護もかなり大変になってきました。私の精神状態も限界に近づきつつありました。また鍵についても普通の鍵では開けて外に出て行ってしまうのでチェーンでぐるぐる巻きにして出れないようにしましたが、それが通用したのも2、3日だけで母は自力で鍵を開けて外に出て行ってしまいました。

 

慌てて外に探しに行くと100m位先で母が歩いているのが発見できました。足が弱ってきているのが幸いし歩行スピードも遅かったため事なきを得ました。そんな状況が2週間程度続き、父が退院してきました。母は泣いて喜びましたが認知の状況は芳しくありませんでした。介護も父一人ではかなり大変になってきました。しかしやはり夫婦であるので外に出ていく事はなくなり、父がうまくコントロールしていました。そこで市に相談し高齢者施設を探してもらい今はそこに入って生活しています。医者の話ではそういった伴侶が入院したり亡くなったりなどのきっかけで認知症が悪化する事が多いようです。それとこの問題が起きる前に母の認知症の初期症状を察知出来なかった事が大変悔やまれます。もう少しちょくちょく様子を見に行けばと今でも後悔しております。今ではその後悔から少しでもおしゃれな介護服をと思い、通販で買ったおしゃれな介護服を3枚週末に持っていこうと思います。

 

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